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- Curses:次なる「Next Wave Acid Punx TROIS」でクラブを轟かす
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- ライブハウスを守るための「ガイドライン」:音楽イベントと右翼過激主義への対抗策
- ROK Klub:ルツェルンのクラブが18年の歴史に幕
- Ryanairのベルリン撤退:クラブシーンへの冷や水
- GROOVE Podcast 501 – SALIMATA:オーガニックパーカッションが駆け抜ける1時間
- Motherboard:2026年4月号が描くアンビエントとDIYの新世界
2026年05月10日 最新ニュース
Native Instruments が大手企業による買収で窮地を脱出:音楽制作ソフト界の巨人、inMusic傘下へ
音楽制作シーンに激震が走りました。
長らく困難な状況にあったNative Instrumentsが、AKAIやAlesis、Denon DJなどを傘下に持つ巨大企業inMusicによって買収されることが発表されました。
この買収には、iZotope、Plugin Alliance、Brainworxといった名だたるブランドもまとめて含まれています。
これは単なる企業買収のニュースではありません。
TraktorやMaschine、Kompleteといった、世界中のビートメイカーやDJにとって「空気」のような存在だったツール群が、再び力強い開発体制を得ることを意味します。
特に日本のDTMユーザーにとっては、iZotopeのOzoneやRX、Plugin Allianceの膨大なプラグイン群が、今後のアップデートや新製品でどのように進化していくのか、期待と同時に注視すべきポイントとなるでしょう。
一方で、巨大資本による合理化で、これまで培われてきた尖ったブランドの個性が薄まるのではないか、というマニアックなユーザーほど抱くであろう不安も理解できます。
しかし現状は、音楽制作の民主化を支えてきたレジェンドブランドが「消滅」の危機を脱し、より強固な基盤を得たことを素直に祝いたい、吉報です。

DJ Varya Karpova、過激化するハードテクノに警鐘:「レイヴァーに教育を」
フレンチ・テクノシーンで注目を集めるDJ、Varya Karpovaが、現在のハードテクノ・トレンドに対する違和感を公にしました。
彼女は、BPMが過度に速く攻撃的になった現在の音に疑問を投げかけ、フロアのカルチャーそのものを守るため、リスナーへの「教育」が必要だと訴えています。
この発言の核心は、単なる趣味的な音楽性の違いではありません。
ポストパンデミック以降、世界中で爆発的に広がったハイパーでポップなハードテクノが、クラブカルチャーの多様性や、ダンスミュージックが本来持つ「グルーヴ」を駆逐してしまうことへの本質的な危機感です。
一過性のバズよりも、持続可能なシーンの成熟を願う彼女の言葉は、多くのベテランDJやリスナーの共感を集めています。

今日は、音楽制作の未来を左右するビッグ・ディールと、ダンスフロアの「今」を問うメッセージが際立つ一日でした。
Native Instrumentsの再出発は、クリエイターにとって心強い後押しとなるでしょう。
一方で、Varya Karpovaの提起する問題は、目まぐるしく変わるトレンドの中で、自分は何を良い音だと感じるのか、立ち止まって考えるきっかけを与えてくれます。
では、明日も良い音を。
2026年05月09日 最新ニュース
Dash Berlin:8年に及ぶ名称紛争がついに終結、ジェフリー・サトーリアスが「JEFF=back」で復帰を示唆
世界中のトランスファンを熱狂させてきたDash Berlinの名称を巡る紛争が、ついに終結の兆しを見せました。
本日、Dash Berlinと元フロントマンのJeffrey Sutorius、双方の公式インスタグラムに同じメッセージ「JEFF = back」が同時投稿され、シーンに衝撃が走っています。
2018年に始まったこの法廷闘争は、ファンにとっては人気アンセムの数々が封印されるも同然の苦しい状況でした。
しかし今回の投稿は、キャプション「The meaning of life is to move on.(人生の意味は前に進むこと)」と共に、両者の雪解けを強く印象づけます。
これは単なる和解発表ではなく、あのエモーショナルなメロディとドライヴ感が再び“Dash Berlin”名義で世界を駆け巡ることを意味しています。
日本のトランスシーンにとって、このニュースは「VISIONS」や「musicislife」といったアンセムを生で浴びられる至福の時間の再来を約束するものです。
日本公演が実現すれば、フューチャー・トランスとエレクトロが融合した圧巻のステージングを再び体感できる絶好のチャンスです。
注意点として、まずは新体制での楽曲リリースやライブパフォーマンスの動向をしっかりと見極めることが、再結集したDash Berlinを最大限楽しむカギになるでしょう。

Ricardo Villalobos、Sunwaves Festivalで奇行が物議
Ricardo VillalobosがSunwaves Festivalで奇妙なパフォーマンスを見せ、テクノシーンに波紋を広げています。
ネット上で拡散された動画には、実際のミキシングよりも奇抜なジェスチャーに終始し、音楽が流れ続ける中で観客もスタッフも戸惑いを隠せない様子が映っていました。
Villalobosはこれまでも予測不能なプレイで知られていますが、今回の映像はミニマル・テクノの神髄とも言える即興性とプロフェッショナリズムの境界線に疑問を投げかけるものとなっています。

英国のクラブ文化に非常事態:2025年にオープンした新会場の約半数がすでに閉鎖
TicketSourceの調査によると、英国で2025年に営業を開始したライブミュージック施設やクラブの48%がすでに閉鎖に追い込まれていることが明らかになりました。
このデータはCompanies Houseの商務登記情報を基に分析されたもので、過去10年間で例を見ない極めて高い閉鎖率です。
主要因としては運営コストの急騰と集客難が挙げられており、新規参入の難しさと業界全体の持続可能性に深刻な警鐘を鳴らしています。

Superbooth創設者Andreas Schneiderが引退を語る:「私が興味があるのはシンセサイザーを作った人」
世界最大級の電子楽器見本市Superboothの創設者Andreas Schneiderが、運営の第一線から退くことを発表し、その哲学を語りました。
インタビューで彼は「私がずっと興味を持ってきたのは、シンセサイザーという機械ではなく、それを作った“人”だ」と述懐し、真のイノベーションは開発者たちの情熱から生まれるという信念を示しています。
10年目を迎えたベルリンのこの祭典は、単なる機材展示を超え、人とテクノロジーの接点を祝う場として次世代へ継承されます。

ベルリン・アレクサンダー広場の新クラブ「AMT」がオープン日を発表
ベルリンの中心地アレクサンダー広場のSバーン高架下に、新たなナイトライフの拠点「AMT」が誕生します。
この新クラブは、ストレスフリーな入場体験と、徹底的に追い込まれた音響システムが最大のセールスポイントです。
運営側は「長蛇の列と無駄な待ち時間とは無縁の空間」を掲げており、ロケーションの良さと高水準なサウンドデザインの両立でベルリンの厳しいクラブシーンに挑む意欲作として注目を集めています。

今日はDash Berlinの再始動という希望に満ちたニュースが飛び込んできました。一方で、ヴェニューの大量閉鎖という厳しい現実も突きつけられ、音楽シーンはまさに激動の時代を迎えています。そんな中でも情熱を持った人々が新たなクラブやイベントを立ち上げる動きは力強く、現場の灯は決して消えていません。次回の更新でも、音楽に宿る熱量を余すところなくお届けします。
2026年05月08日 最新ニュース
Cocoon Recordings 25周年記念盤第2弾:エマニュエル・サティー「Activate」で幕開け
テクノ界の至宝、スヴェン・ヴェス率いる<Cocoon Recordings>が25周年を記念したコンピレーションの第二弾を発表した。
その幕開けを飾るのは、気鋭のプロデューサー、エマニュエル・サティーによる「Activate」だ。
本作には彼をはじめ、レーベルに縁の深い盟友や新進気鋭のアクト全15組が集結。
テクノ、ハウス、そしてエクスペリメンタルな電子音楽が交錯する、まさにコクーン帝国の“現在地”を示す一枚である。
日本のダンスフロアを熟知するファンなら、このコンピが単なる過去の総括ではなく、未来のアンセム候補の宝庫だと直感するはずだ。
日本のテクノ・シーンは長年コクーンのサウンドと共鳴してきた。
WombやageHa、そして地方の深い箱でも、モダンでアシッディなレーベルサウンドはオーガナイザーの絶対的信頼を勝ち得ている。
今回のコンピから、耳の早い国内DJがどの曲を真っ先にレコードバッグに忍ばせるのか、その熾烈な争いを想像するだけで昂揚感が止まらない。
強いて注意点を挙げるなら、限定盤の争奪戦が予想されるため、確実に手に入れたいなら輸入盤の予約を急ぐべきだろう。

「音の向こう側」へ没入せよ:アトナル主宰者が語る、伝説のKraftwerk開催「The Infinite Now」
前衛音楽とテクノロジーの祭典<Berlin Atonal>を率いるローレンス・フォン・オズワルドが、次なる野心的プロジェクトの全貌を語った。
名門誌Grooveのインタビューで明かされた「The Infinite Now」は、ベルリンの象徴的空間・旧発電所を舞台に30時間ノンストップで繰り広げられる、境界なき音響体験である。
従来のフェスティバルフォーマットを破壊し、22組のアクトが演奏とインスタレーションをシームレスに接続。
観客は時間の感覚を失い、音と光の奔流にただ身を委ねることが許される。
ここで求められるのは、“聴く”ではなく“滞在し、変容すること”。究極の没入空間が、テクノの聖地に出現する。

ビート実験の殿堂が蘇る:フライング・ロータスとヘルドンの名盤リイシュー
エレクトロニック・ミュージックの深淵を探求する者にとって、垂涎のリイシュー情報が飛び込んできた。
一つは、ブレインフィーダーの総帥フライング・ロータスによるカタログ再発。
ヒップホップと電子音楽を独自のサイケデリアで撹拌したその混沌は、2026年の今、新たな解像度で脳髄を揺さぶる。
そしてもう一つが、フレンチ・アヴァンギャルドの秘宝、ヘルドンの『Agneta Nilsson』だ。
リシャール・パナスが率いたこのバンドの第四作は、ドイツ的クラウトロックとも異なる、ギターとシンセが溶け合う無重力の音響空間。
これらの再発は、過去の遺産ではなく、停滞した現在の音楽シーンに新鮮な衝撃を与える起爆剤である。

AIは“本物”を殺すのか:ローラ・コリンスが新曲「Copypaste」で放つ痛烈な問い
均質化され、AIに侵食されつつある音楽業界へ、ベルリンを拠点とするアーティスト、ローラ・コリンスが鋭いカウンターを投げかけた。
5月1日にリリースされた新曲「Copypaste」は、アルゴリズムが生成する偽りのパーソナリティと、コピーされたアーティスト像への強烈な違和感から生まれたプロテスト・トラックである。
彼女が問題視するのは、技術そのものではなく、完璧に演出された虚構が、痛みや歓びに満ちた生々しい人間のストーリーを駆逐してしまうことだ。
ダンスミュージックのボディ・グルーヴを保ちながら、ここまで痛烈に“オリジナリティ”を問う楽曲は稀有である。

霧の向こうのダブ・テクノ:ヴァクラ新EP『Times』から先行曲「Atmos Time」が登場
ウクライナが誇る深淵の音響設計士、ヴァクラが新たな名門レーベルOathからEP『Times』をドロップする。
5月8日のリリースに先駆け、深い霧の中を進むようなダブ・テクノの傑作「Atmos Time」が公開された。
本作を貫くのは、暴力性とは無縁の、それでいて聴く者の深層意識を鷲掴みにする微細なグルーヴと空間処理だ。
彼のトレードマークであるアナログ質のテクスチャーが、まるで生き物のようにうごめいている。
深夜のフロアというより、明け方の静寂の中でこそ真価を発揮する、内省的なキラーチューンがここに誕生した。

テクノロジーが音楽制作を変え、大量のコピーが溢れる今日、それでも“人が場を共有する熱狂”は決して色褪せていません。コクーンの四半世紀を祝うコンピから、アトナルの30時間没入実験まで、私たちはまだ、スピーカーの前に立ち続ける理由を探しています。来る夏、あなたはどんな“本物”を体感しに出かけますか?
2026年05月07日 最新ニュース
Native Instruments、破産申請から再起:新バンドル「Komplete 26」を発表
今年3月に突如として破産申請を行い、世界中の音楽プロデューサーに衝撃を与えたNative Instruments(NI)が、早くも未来への一歩を踏み出しました。
新たに発表されたのは、同社の看板ソフトウェアバンドルの最新版となる「Komplete 26」です。
詳細はまだ明かされていませんが、この発表はNIが事業を継続し、製品開発を止めないという力強いメッセージです。
日本のDTMユーザーにとって、Kompleteは楽曲制作の心臓部とも言える存在です。
このアップデートは、単なる新音源の追加という以上の意味を持ちます。
特に、長年にわたり資産としてKompleteをアップグレードし続けてきたユーザーにとっては、自らの制作環境の未来が保証されたことに他なりません。
破産申請後のサポートや将来性に不安を感じていた方も多かったはずですが、今回の発表はそうした懸念を払拭する、非常にポジティブなニュースと言えるでしょう。
今後の続報に合わせて、バンドルのアップグレード計画を今から考え始めるのも良いかもしれません。

Deetronの軌跡を辿る:Defectedが3枚組回顧コンピレーションを発売
ハウスミュージックの重鎮、Deetronのキャリアを総括するコンピレーションアルバム『Defected presents House Masters: Deetron』が、5月15日にDefected Recordsからリリースされます。
テクノからヴォーカルハウス、そして未発表曲までを網羅し、彼の3つのデッキを駆使した複雑なパフォーマンスで築き上げた名声の軌跡を辿る内容です。

Of Norway、三部作が遂に完結:ニューアルバム『Tropenatt』をドロップ
ノルウェーのデュオ、Of Norwayが、Connaisseur Recordingsからのアルバム三部作を締めくくる『Tropenatt』をリリースしました。
無邪気な子供時代を描いた『Smeigedag』、ベルベットのような夜を表現した『Fløyelskveld』に続く今作で、彼らの多面的な音世界がさらに深化しています。
三部作を通じて提示された彼らの叙情的なエレクトロニックサウンドは、今回で一つの完結を見せます。

Nightmares on Wax、新境地:1800-HIGHBAとのコラボEPから先行曲が公開
Nightmares on Waxが、新たなコラボレーションで帰ってきました。
1800-HIGHBAのメンバーであるMarlon Lopezとの共作曲「Patang」が公開され、歪んだアシッドハウスとエレクトロクラッシュが融合した、これまでにないサウンドを披露しています。
この楽曲は、彼らの共同EPからの先行公開であり、ベテランが再びその進化を止めていないことを証明する強力なトラックです。

Vakulaの新章:新レーベルOathからEP『Times』を5月8日にリリース
ウクライナ出身のプロデューサー、Vakulaが、新たな拠点となるレーベルOathからEP『Times』をリリースします。
ディープハウス、アンビエント、ダブテクノ、そしてブレイクビートの要素が交錯する全4曲入りで、「Atmos Time」はそのオープニングを飾るにふさわしい、ディープで没入感のあるトラックに仕上がっています。

本日は、音楽業界を支えてきたレジェンドたちの新たな動きが目立つ一日でした。
特にNative Instrumentsの復活劇は、単なる企業のニュースを超えて、世界中のクリエイターの創作意欲を再びかき立てる、大きな希望となるでしょう。
DeetronやNightmares on Waxといった、シーンを牽引してきたアーティストたちの継続的な挑戦もまた、我々に新たな音楽体験を約束してくれています。
これからのサマーシーズンに向けて、フェス情報と共に新譜のチェックも欠かせません。
2026年05月06日 最新ニュース
The Prodigy:ヨーロッパ・ツアー発表、ドイツ3都市での公演が決定
エレクトロニック・ミュージック界のレジェンド、The Prodigyが大規模なヨーロッパ・ツアーを発表しました。
すでに完売しているUKおよびアイルランド・ツアーに続き、11月にはドイツのデュッセルドルフ、シュトゥットガルト、そしてもう一都市での公演が予定されています。
新たな音楽のリリースも示唆されており、彼らの攻撃的なライブパフォーマンスが再び欧州を席巻することは間違いありません。
日本国内のファンにとって、今回のツアー発表は欧州が羨ましくなる一方で、来日公演への期待を大いに高める材料となるでしょう。
過去のフジロックやサマーソニックでの伝説的なステージを覚えている音楽ファンなら、この機会に新たなツアーの熱量を体感したくなるはずです。
唯一のデメリットは、日本公演の具体的なスケジュールがまだ見えていない点です。しかし、この大規模な動きが、近い将来のワールドツアー追加発表につながる可能性は非常に高いと見ています。

Nuits sonores 2026:リヨンの巨大フェスがタイムテーブルを公開
フランス・リヨンで毎年開催される都市型フェスティバルNuits sonoresが、2026年5月13日から17日までのタイムテーブルを発表しました。
ヘッドライナー級のアクトとして、Ben UFO、DJ Travella、MCR-T、Malaといったシーンの最前線を走るアーティストたちの名前が並んでいます。
このタイムテーブル公開により、5日間にわたる音楽の祝祭に向けた具体的なプランニングが可能になりました。
各会場をどのように回り、どの時間帯に誰を観るかという、フェスならではの「旅程」を練る楽しみが、いよいよ本格化します。

EXIT Festival 2026:25年の歴史を経てモンテネグロへ移転
長年セルビアで開催されてきたEXIT Festivalが、2026年の開催地をモンテネグロに移すことが決定しました。
25周年を迎えた2025年大会を最後に、セルビア政府との見解の相違により、母国を離れるという歴史的な決断が下されました。
新天地は、美しいアドリア海に面したモンテネグロ。
フェスティバルの象徴であったペトロヴァラディン要塞の雰囲気とはまた異なる、新たなロケーションがどのような体験をもたらすのか、世界中のパーティーピープルから大きな注目を集めています。

Kuboraum:ヴェネチア・ビエンナーレでASIANDOPEBOYSらがライブ
ベルリン発のアイウェアブランドKuboraumが、今週末開催されるヴェネチア・アート・ビエンナーレにおいて、「We Travel to Know Our Own Geography」と題した特別イベントを開催します。
このイベントでは、ベルリンのアンダーグラウンド・シーンを代表するASIANDOPEBOYSやZiúrといった先鋭的なアクトによるライブパフォーマンスが行われます。
アートとクラブカルチャーの境界を融解させるこの試みは、ヴェネチアという非日常的な空間において、唯一無二の没入体験を生み出すことでしょう。
ファッション、音楽、そして現代アートが交差する、まさにビエンナーレならではの特別な夜になりそうです。

Resonance Beyond Borders:ウクライナのDrum’n’Bassシーンを追ったドキュメンタリー
イギリスのDrum’n’Bassレーベル、Hospital Recordsが制作したドキュメンタリー映画「Resonance Beyond Borders」が公開されました。
本作は、戦時下のウクライナで活動するDrum’n’Bassコレクティブに密着し、音楽がどのように抵抗の声となり、日常を支える力になるのかを描いています。
重いテーマでありながら、この作品はクラブミュージックが持つ根源的なエネルギーと、人々を結びつける力を力強く証明しています。
困難な状況下におけるクリエイティビティの灯を、音楽ファンとして見届けるべき重要な作品です。

Lukas & Frank: 新曲「Fire」で見せるアフロ・ハウスの未来形
Ableton認定トレーナーとしても知られるプロデューサー・デュオLukas & Frankが、Sam AllanとシンガーÉmelie Rachelを迎えた新曲「Fire」をリリースしました。
このトラックは、アフロ・ハウスとメロディック・ハウスの要素を融合させ、サックスやチェロといった生楽器のオーガニックな質感を巧みに取り入れています。
単なるダンスフロア向けのツールではなく、深いエモーションを喚起する楽曲構成が特徴です。
プロダクションの高い技術力と、ジャンルの進化を感じさせる挑戦的なサウンドは、耳の肥えたクラブミュージック・リスナーに強くアピールするでしょう。

欧州のフェスティバルシーンは、EXIT Festivalの移転やNuits sonoresのタイムテーブル発表など、2026年に向けて急速に動き始めています。
The Prodigyのような大物のツアー発表が続けば、このエネルギーはさらに大きなうねりとなるでしょう。
日本でのライブ体験が待ち遠しくなる、刺激的なニュースが揃った一日でした。
2026年05月05日 最新ニュース
フランス・軍事基地跡地:4万人が集結した前代未聞の違法レイヴ
フランス中部の旧軍事施設で、当局の警告を無視した大規模な違法レイヴが決行され、推定4万人もの参加者を集めました。
この集会は単なる無許可パーティーではなく、内務大臣の地元を舞台に、フリーパーティーを犯罪化しようとする新法案への強烈な抗議行動としての側面を持っています。
約150年にわたり軍用地として使われ、不発弾の危険性も指摘される極めてリスクの高い場所での決行に、現場は祝祭と緊張が入り混じった特異な空間と化しました。
日本のクラブミュージックシーンに当てはめて考えるならば、風営法の厳格な規制下で「無許可ダンス」がテーマとなった過去の状況を、より先鋭化させた構図と言えるでしょう。
欧州、特にフランスでは、ダンスミュージックとカウンターカルチャー、そして政治的抗議が地続きであることが多く、今回の事態は音楽には社会を動かすエネルギーがあることを改めて示しました。
ただし、軍用地というロケーションの選択は、参加者の安全を著しく脅かすものであり、単純に「自由の勝利」と礼賛できない深い問題も内包しています。

MAYDAY 2026:3万9千人の熱狂、ドルトムントの聖地で伝説のフェスが今年も爆誕
ヨーロッパのレイヴ史にその名を刻む伝説的フェスティバル「MAYDAY」の第39回が、先週ドルトムントのヴェストファーレンハレンで開催され、約2万人の観客を動員しソールドアウトを記録しました。
1991年の初回から続くこのイベントは、今年も5月の訪れを告げる風物詩として、世代を超えたレイバーたちの熱気に包まれました。
会場はまさにテクノの歴史と現在が交差する巨大なエネルギーの渦と化し、ブランドの原点回帰を強く意識した空気に満ちていたと報告されています。

007ゲーム最新作:Chase & StatusらEDM界の重鎮がまさかのゲスト出演
世界的スパイアクション「ジェームズ・ボンド」のオリジンストーリーを描く新作ゲーム『007: First Light』に、EDMアーティストの出演が発表されました。
参加が確認されたのは、ドラムンベースからEDMまで幅広く活躍するChase & Statusと、ビッグルームサウンドの雄Dimitri Vegas。
ゲーム内でどのような役割として登場するのか詳細は不明ですが、電子音楽とメジャーカルチャーの融合が、かつてない規模で進行している証と言えるでしょう。

Amelie Lens、アルバニア公演が行政判断でまさかの途中終了
テクノ界のトップスターAmelie Lensが、アルバニア・ティラナで開催されたEXHALEフェスティバルでのDJセットを、当局の命令により途中でストップさせられる事態が発生しました。
原因は、深夜0時を超える音楽イベントの開催許可が下りなかったことで、彼女がプレイ中に会場の電源を落とされたと報じられています。
Lens自身もSNSでこのトラブルに触れ、世界中のファンやアーティストから運営の不手際を指摘する声が上がり、ライブパフォーマンスを取り巻く法規制の難しさが改めて浮き彫りになりました。

Deep Method:ベルリン発、DnBとテクノの壁を壊す新たな夜が始動
ベルリンのクラブシーンに、ジャンルの垣根を超えた新しいパーティーシリーズ「Deep Method」が登場します。
このプロジェクトは、アンダーグラウンドなドラムンベース、ジャングル、ダブステップと、硬質なローリングテクノを意図的に融合させるというコンセプト。
これは、細分化が進んだ昨今のクラブカルチャーへのカウンターとして、過去のオープンマインドなレイヴの精神を現代に再構築しようとする試みであり、今後の展開から目が離せません。

2026年05月04日 最新ニュース
Detroit Techno:Arteで放送されるCarl Craig & Seth TroxlerのB2Bセット
Arteが、伝説のデトロイトテクノアーティストCarl CraigとSeth TroxlerによるB2Bセットをテレビ放送することを発表しました。
収録はフランスのフェスティバル「Nuits Sonores」で行われ、2026年5月13日に撮影される模様です。
両者はテクノシーンの頂点に立つ存在であり、このB2Bは世界中のファンが待ち望んだ夢の共演と言えるでしょう。
Carl Craigのアナログ感あふれるサウンドとSeth Troxlerのフロアを掌握するプレイがどう絡むのか、これは間違いなく歴史的な瞬間です。
yutubeなどでアーカイブされ日本でもみれるかも?なので見つけたら報告します。

Peggy Gou:Kiesgrubeがオープニングイベントの事件について声明を発表
ドイツの名門クラブ「Kiesgrube」が、Peggy Gouが出演したオープニングパーティーでのトラブルに関する声明を発表しました。
これらの背景には、開会式の夜に起きたある出来事があるようで、声明では詳細の一部が省略されているものの、主催者側は「差別」について意図的に語っています。
しかし、「異なる説明」も報告されているため、全体像を完全に把握することはまだ不可能であるようです。
Peggy Gouは現在世界で最も注目されるDJの一人であり、この件はシーン全体に波紋を広げる可能性があります。

Berlin:30時間の没入型アンビエント実験「The Infinite Now」
ベルリンのランドマーク「Kraftwerk」で、30時間以上にわたるアンビエント・エクスペリメント「The Infinite Now」の最終ラインナップが発表されました。
5月中旬に開催され、サウンド、フィルム、インスタレーションアートが融合する非停止の没入体験が提供されます。
30組以上のアーティストが参加し、休みなくプログラムが進行するという前代未聞の試み。テクノ発祥の地ベルリンならではの攻めた企画です。

自然災害:Diplo出演フェスが地震とハリケーンで中断
カリフォルニアで開催されていたStagecoachフェスティバルが、マグニチュード3.6の地震とハリケーンに見舞われ、一時中断を余儀なくされました。
このフェスには超大型DJのDiploも出演予定でしたが、自然の力には抗えません。
負傷者や大きな被害は報告されていないものの、屋外フェス特有のリスクを改めて浮き彫りにしたニュースです。
Diploのステージを楽しみにしていたファンにとっては残念な結果となりました。

今日のニュースは、アーティスト同士の共演やイベントの革新性、そして不慮のトラブルまで、電子音楽シーンの多面性を感じさせる一日でした。
特にArteのB2B放送は、テクノがサブカルチャーからメインストリームへと昇華している証拠。
日本のリスナーも、ぜひ配信などでチェックして、世界の最先端のサウンドを体感してください。
2026年05月03日 最新ニュース
シャルロット・ド・ウィッテの無料レイヴに2万人集結:地元シーンからは批判の声
今月初め、イタリア・ジェノヴァの中心部、ピアッツァ・マッテオッティで開催された、世界的テクノDJシャルロット・ド・ウィッテによる無料のオープンエア・レイヴ「Gratis-Rave」に、約20,000人もの観客が集まりました。市当局の支援を受けたこの大規模イベントは、地元経済に大きな波及効果をもたらした一方、地元のクラブシーンからは厳しい批判が上がっています。
日本のクラブカルチャーやフェス好きにとって、このニュースは非常に示唆に富んでいます。まず、世界的なビッグネームが無料でプレイするという行為は、音楽へのアクセスを広げる素晴らしい試みですが、反面、地元の小さなクラブやインディペンデントなレイブの「文化」をないがしろにする危険性もはらんでいます。
具体的には、大規模な資金力のあるイベントが若者の関心を独占し、本来そこに流れるべきチケット代やドリンク代といった収益が、地域の大切なシーンから奪われてしまう構図です。日本の夏フェスシーズンでも、巨大イベントと小規模パーティーの共存の難しさは同じで、音楽シーンの健全な発展を考える上で、これは他人事ではない問題でしょう。

ライアンエアーがベルリン空港から全面撤退:クラブカルチャーへの悪影響を懸念
格安航空会社の雄、ライアンエアーが、ベルリン・ブランデンブルク空港からの撤退を正式に発表しました。同社は運航コストの高騰を理由に、2024年10月24日までにベルリンに駐機する全7機を、より安価なEU内の他拠点へ移すと表明しました。
この決断は、単なる航空業界のニュースに留まりません。特に、ベルリンが世界に誇るクラブカルチャーや、毎年夏に開催される多数の音楽フェスティバルにとっては、非常に痛手となる可能性が高いです。安価な航空券の供給が減れば、海外からの観光客やDJ、パフォーマーの流入が確実に減少するからです。
ベルリンのクラブは世界的な観光資源であり、その経済効果は計り知れません。今回の撤退は、音楽都市としてのベルリンの魅力を一歩後退させる可能性があり、今後の動向から目が離せません。

バング&オルフセン、50万ユーロのスピーカーを発表:究極のオーディオマニア垂涎
デンマークの超高級オーディオブランド、バング&オルフセン(Bang & Olufsen)が、創業100周年を記念した限定モデルのフラッグシップスピーカー「Beolab 90」の新エディション「Monarch Edition」と「Zenith Edition」を発表しました。その価格は何と50万ユーロ(約8000万円)。
「触覚的な彫刻」と称されるそのデザインは、音質だけでなく所有する喜びそのものを追求した、まさにアートピースです。限定生産で、すでに世界中のセレブリティや超富裕層の間で話題を呼んでいます。
一般の音楽ファンには手の届かない話ではありますが、この製品はオーディオ技術の最先端を象徴するものです。究極の音響体験とは何か、という問いに対する一つの明確な答えとして、その技術トレンドを追うことは、ハイエンドオーディオに興味がある方にとって非常に価値のある情報でしょう。

「Fly With Me Festival」2026年の開催が決定:順調な成長を続ける新星フェス
ドイツを拠点とするエレクトロニック・ミュージック・フェスティバル「Fly With Me Festival」が、2026年に第3回目の開催を発表しました。初開催から着実に集客を伸ばし、前回は約9,000人を動員。新たなジャンルを超えたラインアップの発表が待たれます。
まだ歴史の浅いフェスですが、確実にその存在感を増しており、ヨーロッパのエレクトロシーンにおける新たな重要イベントとして地位を確立しつつあります。既存の巨大フェスにはない、フレッシュで実験的な試みに期待が集まります。
日本のフェス好きにとっても、今後のヨーロッパフェス遠征の選択肢の一つとして、ぜひチェックしておきたいイベントです。

マルセイユ、違法レイヴ参加者に最大3000ユーロの罰金案:過熱する規制強化
フランス・マルセイユ市で、違法なレイヴ(無許可パーティー)への参加者に対し、最大3,000ユーロ(約48万円)の罰金を科す新たな法案が提出されました。これは先日、約300人が集まった市郊外での違法パーティーを受けての措置で、主催者には6ヶ月の禁固刑も視野に入れています。
欧州では、コロナ禍以降の野外レイヴの急増に対する取り締まりが各地で強化されています。この動きは、アンダーグラウンドな音楽シーンと公共の安全・騒音問題の綱引きを如実に表しています。
合法なクラブやフェスにとっては痛手となる一方で、この規制が逆に「正規の」クラブシーンへの集客を促進する可能性もあり、業界全体への影響を注視する必要があるでしょう。

今日は、巨大イベントと地元シーンの摩擦、航空撤退による経済的打撃、そして超高級オーディオの到達点と、音楽カルチャーの光と影が凝縮された一日でした。どれも私たちの「聴く」環境や「楽しむ」環境を根底から揺さぶるトピックです。特にヨーロッパの規制強化の流れは、いつ日本のシーンに飛び火してもおかしくありません。これからも、現場の熱気と課題を同時にお届けしていきます。
2026年05月02日 最新ニュース
Fred again..:制作過程の全貌を公開
世界的プロデューサーFred again..が、自身のツアー「USB002」の制作ファイルをDropbox経由で公開しました。
未発表のアートワーク案、ポスター、ビジュアル素材、そしてツアー中に制作された未公開音源まで含まれており、まさに創作の舞台裏を丸ごと見せてくれる衝撃的な内容です。
日本の音楽ファンにとっては、英語のドキュメンタリー以上にリアルな制作プロセスを追体験できる貴重な機会。
特にDAWを使ったエディットやサンプリングのアイデアは、DTMクリエイターにとって直接的な学びになるでしょう。
この公開は、アーティストとファンの距離を一気に縮める革新的な試みと言えます。

英国警察、偽造レコード6,500枚以上を押収
ロンドン北部ルートンで行われた家宅捜索により、約6,500枚もの偽造ヴァイナルが押収されました。
City of London Policeの知的財産部門が主導したこの摘発は、偽造盤の市場規模の大きさを改めて浮き彫りにしています。
コレクターやDJにとって、見た目や重量で本物と見分けがつかない精巧な偽物が出回っているという事実は、深刻な問題です。
音楽業界全体で、正規流通の信頼性を守るための対策が急務であることを示しています。

LGBTQ+クラブが全焼、放火容疑で男を逮捕
英国ミルトン・キーンズ近郊の老舗LGBTQ+クラブ「Pink Punters」が未明に全焼しました。
数百人の客が避難し、現場のバルコニーから出火。警察は51歳の男を放火容疑で逮捕しています。
コミュニティの重要な拠点が失われた悲劇であり、クラブカルチャーにおける安全と包摂のあり方が問われています。
音楽シーンにおける差別や憎悪犯罪への警戒が、改めて強く叫ばれる出来事です。

PARADEのYottie、デビューミックステープ『CASINO』を発表
ロンドンのレーベルPARADEから注目のアーティストYottieが、初のミックステープ『CASINO』を5月29日にリリースすると発表しました。
先行シングル「little little」は、断片的なスポークンワードとリズムが融合した、実験的で繊細なトラック。
現代のUKエレクトロニックシーンらしい、壊れかけた美しさと生々しさが詰まった作品で、インディー好きなら外せない一枚になりそうです。

Patrick Siech、新EP『Vivid Grey』のリミックスが到着
ドイツのテクノアーティストPatrick Siechが、5月8日にリリースするEP『Vivid Grey』から、Evigt Mörkerによるリミックスが公開されました。
オリジナルの抑制された美しさを残しつつ、ダークで没入感のあるアプローチに昇華した仕上がり。
Joel MullやJoline Schefflerによるリミックスも含まれており、ディープテクノファンにとってはたまらないラインナップです。

Patricia Wolf、新曲「Abiotic Factors」のビデオプレミア
アンビエント/エレクトロニックアーティストPatricia Wolfの新作『Gothic, Colorado』から、オープニング曲「Abiotic Factors」のミュージックビデオが公開されました。
コロラド州のゴシックという土地にインスパイアされた、非生物的要因が織りなす静謐で広がりのあるサウンドスケープ。
映像と音楽が一体となって、見えない環境の力を描き出す、瞑想的な一曲です。

今日はFred again..の衝撃的なオープンソース化から、偽造レコード摘発、クラブ放火事件まで、音楽シーンの光と影が凝縮された一日でした。
特にクリエイターにとっては、Fred again..のファイル公開はこれからの制作スタイルに大きなヒントを与えてくれるでしょう。
一方で、偽造品やコミュニティの安全といった業界の課題も突きつけられました。
明日もまた新しい音と動きが生まれることを楽しみに、あなたも素敵な音楽体験を。
2026年05月01日 最新ニュース
Watergate:ベルリン・ナイトライフの象徴がオープンエアシーズン開幕
ベルリンを代表するクラブWatergateが、待望のオープンエアシーズンをスタートさせました。
「人々が望み、スタッフが望み、ベルリン市も望んだ」という力強いコメントからも、その熱意が伝わってきます。
Watergateは今年、一時的な移転先であるSAGEでの運営を続けながら、この夏のプログラムを本格始動。ベルリンのクラブシーンが確実に活気を取り戻している証拠と言えるでしょう。
日本のクラブ好きにとっても、この動きは「本場の空気」を感じさせる朗報です。

ベルリン:CDUの財務上院議員が文化政策の新トップに就任
ベルリン市政府において重要な人事が発表されました。CDUのStefan Evers財務上院議員が新たな文化上院議員に就任。
クラブやライブハウス、アートスペースを支える予算に「節約の論理」が強まるのではないかと、シーン全体が警戒感を強めています。
これまでベルリンのナイトライフは「文化的に保護すべき存在」とされてきましたが、新政権の方針によって補助金の削減や規制強化が進む可能性があります。

Hai in den Mai:伝統のGoaフェスが中止危機に
毎年5月にベルリンで開催されてきた伝説的なGoaトランスフェスティバル「Hai in den Mai」が、運営の危機に直面しています。
すでに安全コンセプトと種の保護に関する要件が不十分と判断され、緊急申し立ては却下。今年の開催は絶望的となりました。
このフェスはドイツ国内はもちろん、世界中のトランスシーンから愛されてきたイベント。
日本のアンダーグラウンドシーンにも影響を与えてきただけに、このニュースは非常に残念です。
今後の代替イベントや新たな会場を巡る動きに注目が集まります。

Jump Source:4月のアルバム・オブ・ザ・マンスに輝く
Groove誌が選ぶ4月のアルバム・オブ・ザ・マンスはJump Sourceに決定。
彼らの新作は「ハウシーなポップミュージックのルネサンス」を宣言する内容で、ラジオ向けの安易なサウンドとは一線を画しています。
いわゆる「踊れるポップス」が再び脚光を浴びる中で、Jump Sourceはクラブミュージックの持つ実験性と親しみやすさの絶妙なバランスを提示しています。

Donaufestival 2026:Abdullah Miniawyのインタビューと独占MIX
オーストリアの名門実験音楽フェス「Donaufestival」に、エジプト出身のシンガーAbdullah Miniawyが登場。
本記事では彼の独占MIXと詳細なインタビューが公開されており、アラブ世界と電子音楽のクロスオーバーに興味がある方には必見の内容です。
スピリチュアルで政治的なメッセージを帯びた彼の歌声は、従来のテクノやハウスとは異なる次元の体験を提供します。
馴染みの薄いアーティストかもしれませんが、この機会にぜひチェックしてみてください。

Inverted Audio:Marc Leclair『Musique Pour 3 Femmes Enceintes』UK限定試聴会
ロンドンのレコードショップInverted Audioが、カナダの電子音楽家Marc Leclairのアルバム『Musique Pour 3 Femmes Enceintes』のUK限定試聴会を開催します。
このアルバムが初めてアナログ盤としてプレスされる貴重な機会であり、コレクター魂をくすぐる話題です。
ダブ、アンビエント、ミニマルなテクストゥアが融合したサウンドは、自宅でじっくり聴き込みたいタイプの作品。

Sonic Arts Week:ミドルズブラで実験音楽の10日間
英国ミドルズブラで今年も「Sonic Arts Week」が開催されます。
10日間にわたるこのイベントは、実験音楽、参加型シアター、ライブミュージック、そして予測不可能なハプニングが詰まっています。
「型にはまらないサウンド体験」を求める日本のリスナーにとって、海外の実験音楽シーンの今を知る良いきっかけになるでしょう。
特にノイズや即興演奏に関心のある方なら、このニュースをきっかけに関連アーティストを掘り下げてみる価値があります。

今日のニュースは、ベルリンの政治動向やフェスティバルの存続問題など、クラブカルチャーを取り巻く環境の変化が色濃く反映された一日でした。
特にCDUの人事によって、長年守られてきたベルリンのクラブ保護政策が揺らぐ可能性は、日本でパーティーを主催する方々にも他人事ではありません。
また、Jump SourceやAbdullah Miniawyのように、従来のジャンルを越境するアーティストの動きが活発化しているのも見逃せないポイントです。
皆さんもぜひ、これらの情報をきっかけに新しい音楽や現場への想像力を膨らませてみてください。
2026年04月30日 最新ニュース
The Warehouse Project:インタープラネタリー・クリミナルが2026年シーズンを完全占拠
マンチェスター発、UKクラブシーンを代表する大型イベント「The Warehouse Project」が、2026年シーズンのヘッドライナーとしてインタープラネタリー・クリミナルを迎えると発表。
Joy O、Anz、BakeyといったUKガラージ/ベースミュージック界の実力派が名を連ねる超強力ラインナップは、まさにいまの空気感を凝縮した一枚。
彼が打ち出すパーティーは、単なるDJプレイを超えた「シーンのムーブメント」そのもの。
夏フェスだけでなく、秋からのシーズンに向けてUKの現場がどう動くのか、その最先端を体感できる貴重な機会になるだろう。

Curses:次なる「Next Wave Acid Punx TROIS」でクラブを轟かす
ダークでエッジィなエレクトロ/ポストパンクシーンの旗手、カーズィーズ(Curses)が新作『Next Wave Acid Punx TROIS』を6月4日にリリース。
先行シングル「Crown of Ruin」は、陰影とクラブ向けのグルーヴを絶妙にブレンドした一曲で、すでにフロアで火がついている。
前作・前々作と続くこのシリーズは、アシッドハウスやEBMのリバイバルを越えた、現代のクラブカルチャーを映す鏡。日本のアンダーグラウンドシーンでもリスペクトの厚いアーティストだけに、リリースを心待ちにしているファンは多いはず。
バイナルでのリリースも視野に入れて、ぜひアナログで体感してほしい。

Jungstötter:待望のニューアルバム『Sustained』発表
ベルリンを拠点に活動するドイツ人アーティスト、ユングシュテッター(Jungstötter)が新作『Sustained』をアナウンス。
アノーニ、スコット・ウォーカー、トーク・トークといった孤高のアーティストを想起させる、耽美で実験的なポップサウンドが持ち味。
一曲一曲がまるで短編映画のような世界観を持ち、リピートが止まらなくなる中毒性がある。日本ではまだ一部のマニアにしか知られていないが、これは大化けする予感。
静寂と轟音が交錯する彼のライブパフォーマンスは、一度観たら忘れられない。アート志向の音楽ファンは、ぜひチェックしてほしい。

ライブハウスを守るための「ガイドライン」:音楽イベントと右翼過激主義への対抗策
音楽イベントの現場で深刻化する右翼過激主義に対抗するための実践的ガイドライン「Haltung Zeigen(態度を示せ)」が公開された。
クラブやフェスが、単なる娯楽空間ではなく、多様性と自由を守るための政治的プラットフォームでもあることを再認識させる内容だ。
安全な夜の文化を継続するために、運営側はもちろん、来場者一人ひとりの意識が問われている。
日本のクラブシーンにおいても、ヘイトや差別が起きない環境づくりは喫緊の課題。このガイドラインをヒントに、自分たちの現場でも何ができるか考えてみたい。 grove.deのレポートに、具体的なアドバイスが盛り込まれている。

ROK Klub:ルツェルンのクラブが18年の歴史に幕
スイス・ルツェルンのクラブシーンを支えてきたROK Klubが、5月末で閉店することが発表された。経済的な困難と厳しい運営環境が、長く続いてきた夜の文化の拠点を追い詰めている。
日本でもよく聞かれる「クラブ閉鎖」のニュースだが、ヨーロッパの地方都市でも同じ課題が横たわっているのは衝撃だ。
このニュースは、単なる一クラブの終焉ではなく、世界中のクラブカルチャーが抱える構造的な問題を浮き彫りにしている。小さな箱を守るために、私たちに何ができるのか。静かに、しかし確実に考えさせられる。

Ryanairのベルリン撤退:クラブシーンへの冷や水
LCC大手のRyanairがベルリン空港からの撤退を発表。安価な航空券でベルリンを訪れていたクラブツーリストやフェス参加者にとって、これは大きな痛手だ。特に、夏の野外フェスやテクノパーティーは海外からの集客が生命線。
移動コストの上昇は、イベントのチケット価格や集客に直接響いてくる。ベルリンという街のクラブカルチャーが、いかに「安い交通費」に支えられていたかを思い知らされる。
日本のクラブイベントも、円安や燃油サーチャージで来日アーティストのブッキングが厳しくなっているが、同じ構図がヨーロッパでも起きている。

GROOVE Podcast 501 – SALIMATA:オーガニックパーカッションが駆け抜ける1時間
GROOVE Podcastの記念すべき501回目は、ベルリンの新星SALIMATAが担当。有機的なパーカッションとユーモアに満ちたハウスミックスは、聴く人の心を身体ごと踊らせる。
彼女のセットは、ジャンルの垣根を越えて「ただ楽しい」という純粋なグルーヴを追求しており、朝方のフロアでかけられたら最高だろう。
これからクラブで新しいDJを開拓したい人や、自宅でちょっと良い空気を味わいたい人にぴったりの一本。Podcastは無料で聴けるので、是非チェックして週末の予習を。

Motherboard:2026年4月号が描くアンビエントとDIYの新世界
毎月恒例の連載「Motherboard」4月号では、新たなアンビエントワールド、コンゴ発のDIYストリートアート、そして詩とベースが交錯するシンセポップのビジョンを探求。
特に、アフリカのDIYカルチャーとヨーロッパのエレクトロニックミュージックの交差点は、今まさに注目すべきムーブメントだ。既存の枠にとらわれないサウンドを探している音楽ファンにとって、このコラムは宝の山。新たな発見があるかもしれない。

今日は、クラブカルチャーの現場を支える構造的なニュースと、音楽そのものの魅力を再確認させるリリース情報が印象的でした。
特に「Haltung Zeigen」のガイドラインやROK Klubの閉鎖は、私たちが好きなシーンがいかに脆いバランスの上に成り立っているかを教えてくれます。
一方で、インタープラネタリー・クリミナルやCursesの新作は、その脆さを吹き飛ばすような熱量に満ちています。ぜひ今夜は、SALIMATAのPodcastを聴きながら、来るべき週末に備えてみてはいかがでしょうか。

