2026年05月17日 最新ニュース
Peggy Gou:Madonnaの新曲に公式リミックスを提供
世界的DJのPeggy Gouが、Madonnaの新たなプロジェクトに公式リミックスを提供しました。
これは、名盤『Confessions on a Dance Floor』の続編とも言われる新作からの楽曲で、Sabrina Carpenterとの共演曲「Bring Your Love」に続く大きな動きです。
ダンスミュージックの女王と現代のトップDJによるこのコラボレーションは、まさに世代を超えたドリームチームと言えるでしょう。
日本の音楽ファンにとってPeggy Gouは、FUJI ROCKや国内フェスでおな染みの存在であり、彼女がMadonnaの楽曲をどう再構築するのかは最大の関心事です。
このリミックスは、クラブシーンにおける新たなアンセムとして長くプレイされる可能性を秘めており、国内のDJたちのプレイリストにも即座に影響を与えるでしょう。
オリジナルを尊重しつつも彼女独自の催眠的なグルーヴが加わることで、幅広い層のリスナーをフロアへと引き込む効果が期待できます。

miniBOOTH:子供と若者のための電子音楽イベントがベルリンで開催
ドイツ・ベルリンのFEZで、子供や若者を対象とした大規模な電子音楽イベント「miniBOOTH」が5月16日と17日に開催されます。
このイベントは、6歳以上の参加者がビートメイキングや楽器体験、DJワークショップを通じて創造性を発揮できる巨大なサウンドラボのような空間です。
ダンスや音響実験など、多彩なプログラムが家族向けに提供されます。

本日は世代を超えたビッグコラボと、未来のクリエイターを育む教育的な試みの両方を取り上げました。音楽の楽しさや創造性は、トップアーティストの新作から子供向けワークショップまで、あらゆる形で広がり続けています。今後もこうしたポジティブなムーブメントから目が離せません。
2026年05月16日 最新ニュース
TFELD 2026: ベルリン新フェスがテクノとヒップホップを融合、空港跡地で開催へ
ベルリンから、音楽ファンの心を鷲掴みにする超大型ニュースが飛び込んできました。
2026年、テンペルホーフ空港跡地で全く新しいフェスティバル「TFELD」が誕生します。
このフェスは、Paul KalkbrennerやMarlon Hoffstadtといった世界最高峰のスターが集結し、テクノとヒップホップという、街の異なる世代とコミュニティを一つにする文化融合イベントです。
単なる音楽フェスではなく、ベルリンの「今」を体感できる巨大な文化祭になることは間違いありません。
日本のエレクトロニック・ミュージックファンにとって、これは単なる海外フェス情報ではありません。
「本場の壁」を経験した街の歴史的建造物で、世界的DJとヒップホップアクトを一度に体験できるこのイベントは、フェス旅行の新たな最終目的地となる可能性を秘めています。
チケット争奪戦は必至ですし、渡航費も決して安くはありませんが、音楽体験に投資する価値は非常に高いと言えるでしょう。
現地の空気感を日本のフェスで再現するのは難しいため、体験するなら現地一択。早めの計画をおすすめします。

Dekmantelがウクライナのキーウで2日間のレイヴを開催、募金活動も
世界的に有名なフェスティバル/レーベルであるDekmantelが、キーウのクラブ「∄(K41)」と共に、現地時間7月11日と12日に2日間のレイヴを開催します。
ロシアの攻撃が続く中でのイベント発表は、音楽コミュニティの強固な結束を示すものです。
このイベントでは、Octo Octa、Wata Igarashi、Interstellar Funk、Roza Terenziらがプレイし、同時にK41 Community Fundへの寄付を集めます。

アムステルダムの伝説的会場Gashouderが再オープンへ
ヨーロッパのテクノシーンにおいて聖地として崇められるアムステルダムのGashouderが、約2年の沈黙を破り、11月に再オープンします。
Awakeningsの本拠地としても知られる西ガス工場跡地のこの会場は、今後は「アムステルダムの新しい文化の場」として生まれ変わることを宣言しました。
世界中のクラバーが待ち望んだニュースであり、来シーズンの欧州テクノシーン復活を象徴する大きな動きと言えるでしょう。

Anthony RotherがプロジェクトDATAPUNKを10年以上ぶりに復活
エレクトロ界のレジェンド、Anthony Rotherが、2000年代にその名を轟かせたプロジェクト「DATAPUNK」を再始動させます。
第一弾として、名曲「Father」の新編集版「Father (Hybrid Edit B)」がリリース。
さらに、6月12日には12年ぶりとなる新アルバムのリリースを控えています。
エレクトロとイタロディスコの狭間を突き進んだ硬質なサウンドが、現代にどうアップデートされているのか、注目です。

Charlotte de WitteのKNTXTがデモ音源を公募開始
世界中のテクノフロアを掌握するCharlotte de Witteが、自身のレーベルKNTXTを通じて、新たな才能を発掘するためのデモ音源受付を開始しました。
彼女は単にトラックを求めているだけでなく、長期的に育成し、成長をサポートできるアーティストを探していると明言しています。
これは、アンダーグラウンドで研鑽を積む無名の才能にとって、シーンの最前線に躍り出るための最大級のチャンスです。

ARTEがダブステップ20周年を振り返るドキュメンタリーを放送
音楽専門チャンネルARTE Tracksが、ダブステップの歴史に迫る19分間のドキュメンタリー「Bass, Widerstand, Zukunft – 20 Jahre Dubstep」を公開します。
南ロンドンのアンダーグラウンドから生まれ、2010年頃に世界的なブロステップ・ブームを経て、現在に至るまでの進化をたどる内容です。
当時の熱狂を知るベテランはもちろん、新たなベースミュージックを探求する若い世代にも必見の映像資料となるでしょう。

今日のニュースは、シーンの「復活」と「新たな始まり」を強く感じさせるラインナップでした。
レジェンドたちのカムバック、閉鎖を乗り越えるヴェニュー、そして戦禍の中で鳴り響く音楽。
テクノロジーと社会状況が変化しても、音を求めるエネルギーは決して枯れないということを、これらのニュースが証明しています。
夏に向けてフェスシーズンも本格化します。私たちも最高の音を追い求めていきましょう。
2026年05月15日 最新ニュース
Floating Points:オーケストラ新曲で新境地、アルバム『Mere Mortals』への期待
Floating Pointsが、新曲「Falling to Earth」で衝撃的なオーケストラル・サウンドを披露しました。
この楽曲は、彼が手掛けたデビュー・バレエ作品の音楽を基にした、今後のアルバム『Mere Mortals』からのファースト・シングルです。
エレクトロニック・ミュージックの鬼才として知られる彼が、壮大なオーケストレーションで新境地を開拓した本作は、単なるダンス・ミュージックの枠を超えた、深遠な芸術体験を予感させます。
日本のエレクトロニック・ミュージック・ファンにとって、このリリースは非常に大きな意味を持ちます。
Floating Pointsはその緻密なサウンド・デザインと音楽理論への深い造詣で、日本でも絶大な人気を誇っています。
本作のようなクラシック音楽との融合は、坂本龍一や細野晴臣といったレジェンドたちが切り開いてきた系譜にも通じ、日本のリスナーは特に高い親和性と深い感銘を受けるでしょう。
ただし、即効性のあるキックやグルーヴを期待する純粋なダンス・ミュージック・ファンの中には、その芸術性の高さに戸惑う人もいるかもしれません。
しかし、ヘッドフォンで細部まで没入したい音楽マニアや、エレクトロニカと現代音楽の交差点に興味がある方にとって、これは今年最も重要な作品の一つになることは間違いありません。アルバム全体のリリースが待ちきれません。

Tiësto:巨額訴訟に勝利、約24億円を勝ち取る
世界的DJのTiëstoが、アメリカの法律事務所に対する長期に渡る法廷闘争で勝利を収めました。
アムステルダムの控訴裁判所は、事務所側の2012年の誤った税務アドバイスを認め、Tiëstoに対して約1700万ユーロ(約24億円)もの損害賠償を支払うよう命じました。
この判決は、アーティストとマネジメント、法律アドバイザー間の責任の所在を明確にする重要な前例となります。
巨額の収入が動くトップ・アーティストのビジネスにおいて、適切な法的・財務的サポートがいかに重要かを浮き彫りにしました。
フロアを熱狂させる彼の音楽活動の裏で、これほど大規模なビジネス上の戦いがあったことに驚きを隠せません。

Eliezer & Chicken Town Records:酸とパンクと生々しいクラブ・エネルギー
NYのプロデューサーEliezerが主宰するレーベル、Chicken Town Recordsの最新動向が注目を集めています。
新曲「Hips」では、Corrie Novaをフィーチャーし、催眠的なグルーヴとダークな緊張感、そして汚れたロックのエネルギーを融合させました。
彼のサウンドは、Acid House、Post-Punk、Indie Danceの間を縫うようにして、肉体に直接訴えかける生々しいクラブ・エネルギーに満ちています。
このレーベルは、ジャンルの境界線を軽々と飛び越え、感情と身体性を同時に揺さぶる音楽を追求しています。
洗練されたものだけが持て囃されるシーンにおいて、これは非常にエキサイティングで反骨精神に富んだ動きであり、アンダーグラウンド・シーンの新たな火種となるでしょう。

EMMË:デビューEPの核心を突くラスト・トラックを公開
アーティストEMMËが、デビューEP『Factor 2』のタイトルトラックを公開しました。
EPの最終曲となるこの作品は、プロジェクト全体の感情的な核心を明かす、個人的なストーリーを内包したキー・トラックです。
若きアーティストの物語を紡ぐこの楽曲は、ダンス・ミュージックの機能性だけでなく、制作者のパーソナルな歴史や感情を繊細に映し出す深みを持っています。
デビュー作でこれほど明確な作家性とエモーショナルなピークを示せる才能は稀有です。
Happy Accident / Metrikaからの本リリースは、2024年のエレクトロニック・ミュージックにおける最も注目すべき新人登場の一つとして記録されるでしょう。

Track By Track: REES – Music For Stalagmites
REESが、Magic Ritmoからリリースする新作『Music For Stalagmites』の全曲解説を公開しました。
このリリースは、再発専門だったレーベルが初めて手掛ける「新作」音楽という点で、歴史的な一歩となります。
トラックごとに込められたコンセプトを深掘りしたこの解説は、作品をより立体的に理解するための格好の手引きとなるでしょう。
鍾乳石(Stalagmites)というタイトルが示唆するように、長い時間をかけて形成された有機的な音響美に期待が高まります。
レーベルにとってもアーティストにとっても挑戦的な本作は、アンビエントや実験音楽のリスナーにとって必聴の一枚となりそうです。

Ella Wax:クラシックとピークタイムを行き来する二つの顔
Diffuse Realityから2枚のアルバムを同時に発表するElla Waxへのインタビューが公開されました。
彼女はクラシックにインスパイアされた内省的な作曲と、ダンスフロア向けの力強いピークタイム・テクノという、対照的なサウンドを高い次元で両立させています。
直感と分析的な精度のバランスを語る彼女の姿勢からは、アーティストとしての確かな自信と成熟が感じられます。
二つの作品を通して一人のアーティストの異なる側面を同時に提示するという試みは非常に野心的です。
このアプローチは、テクノDJとしての彼女と、作曲家としての彼女、両方の才能を余すところなく伝える、説得力のあるポートフォリオとして機能しています。

2026年05月14日 最新ニュース
Beatport Track ID:DJのための“Shazam”が遂に登場、ミックス中の楽曲認識が可能に
Beatportが、DJカルチャーに革命を起こす新機能「Track ID」を発表しました。
これは、まるでShazamのようにスマホで音声を拾うだけで、再生中のDJミックスに含まれる楽曲を、編集中のマッシュアップやリミックスであっても特定できるというものです。
これまで、クラブやフェスで耳にした未知のトラックを探すのは、終わりのないレコード漁りか断片的な歌詞検索に頼るしかありませんでした。
日本のダンスミュージック・シーンにおいて、この機能はフロアの体験を大きく変える可能性を秘めています。
特に、毎週末のように各地で無数のパーティーが開催され、国内外の多様なDJがプレイする東京のクラブシーンでは、「今、この瞬間にかかっている曲が何なのか」という欲求に即座に応えることができるようになります。
デメリットとしては、音響環境が悪いと認識精度が落ちる可能性や、Crate Digger(未知の曲を探す行為)のロマンが薄れるという意見も出てきそうです。
しかし、ファンとアーティストを直接繋ぎ、楽曲の購買やストリーミングに繋がるこのツールは、エコシステム全体にとって極めてポジティブな一歩と言えるでしょう。

TEEDが名門『DJ Kicks』ミックスを発表、リードシングルは2022年曲のクラブ・リワーク
英国のエレクトロニック・プロデューサー、TEED(Totally Enormous Extinct Dinosaurs)が、名門ミックスCDシリーズ「DJ Kicks」への参加を発表しました。
先行公開されたのは、2022年の楽曲“Never Seen You Dance”をクラブ仕様に再構築したリードシングルです。
単なるプレイリストではなく、アーティストの音楽的バックグラウンドやイデオロギーを反映する「DJ Kicks」シリーズにおいて、メロディアスでソングライティングに長けたTEEDがどのような世界観を提示するのか、大きな注目が集まっています。

Dubstepの歴史を紐解くドキュメンタリー「Bass, Widerstand, Zukunft」が制作進行中
2000年代初頭にロンドンで生まれ、世界中のダンスミュージックを変えたDubstep。
その成り立ちと文化的な影響力を、シーンの象徴であるMalaやPinchといったレジェンドたちの証言を通して振り返るドキュメンタリーの制作が明らかになりました。
本作にはドイツ・ヴッパータールの名門クラブ「Open Ground」も登場し、単なる音楽史の域を超えて、ローカルシーンがどのようにグローバルなムーブメントと結びついたかを描き出す意欲作となりそうです。

Le Guess Who?が24時間ノンストップのダブ・プログラムを発表
オランダ・ユトレヒトで11月に開催される前衛音楽フェスティバル「Le Guess Who?」が、キング・オブ・ダブステップのThe BugやScientistらをフィーチャーした、驚異の24時間ノンストップ・ダブ・イベントを今年のプログラムとして発表しました。
空間に響き渡る重低音と深いリバーブに包まれるマラソン的な体験は、フェスティバルの常識を覆す挑戦的な試みです。
単なる長時間DJプレイではなく、ダブミュージックのトランス的で瞑想的な側面を極限まで追求したこの企画は、世界中のベースミュージック・ラヴァーの注目を集めています。

Aida Arko:ペルシャのルーツと情感で織りなす、ジャンルを超越した新境地
イラン出身で、ウィーン、ベルリン、そして現在はイビサを拠点に活動するAida Arkoが、ニューEP『Art』をリリースしました。
彼女のサウンドは、ハウスやテクノといった既存のジャンル分けから距離を置き、本能と感情、そして個人的な進化に根ざしたものです。
イランの伝統音楽とヨーロッパのアンダーグラウンド・クラブカルチャーを横断するそのサウンド・アイデンティティは、現代のエレクトロニックミュージック・シーンに孤独と癒しのユニークな光を投げかけています。

Dubfireがケルンのテクノクラブを絶賛「アンダーグラウンドの先駆者だ」
グラミー賞を受賞した伝説的デュオDeep Dishの片割れであり、現在はミニマルテクノの重鎮として知られるDubfireが、6時間に及ぶセットを終えた後、ケルンのクラブを称賛しました。
彼のサウンドを支える緊密で張り詰めたミニマリズムが、都市のアンダーグラウンドシーンと完璧な化学反応を起こしたことが、この熱烈な賛辞から伺えます。
世界的なアーティストが特定のローカルスペースにこれほど言及することは、その場所の音響やオーディエンスの質の高さを証明する動かぬ証拠と言えるでしょう。

今日のニュースは、テクノロジー面の進化と、音楽史への深い敬意が交差する一日だったと言えるでしょう。BeatportのTrack IDは、DJツールとしても、リスナー体験を豊かにする上でも、今年最もホットなアップデートの一つになりそうです。一方で、Dubstepのドキュメンタリーや24時間ダブ企画は、シーンが成熟し、自らのルーツを体系的にアーカイブする段階に入ったことを感じさせます。夏のフェスシーズン開幕とともに、様々な物語が動き出すのを肌で感じる、そんな一日のニュースでした。それでは、良い週末と、良い音楽を。
2026年05月13日 最新ニュース
Richie HawtinとErica Synths、新ドラムマシン「Bullfrog Drums」を発表
テクノ界のレジェンド、Richie HawtinがラトビアのモジュラーシンセメーカーErica Synthsとの共同開発第2弾として、7ボイスのドラムマシン「Bullfrog Drums」を発表しました。
これは、彼の精緻なサウンドメイク哲学とErica Synthsのハードウェア開発力が融合した、まさに待望のプロダクトです。
アナログの質感と即時性を重視するRichie Hawtinらしく、本機はスタジオでの楽曲制作はもちろん、DJセットに組み込めるライブパフォーマンス性能にも重点が置かれているのが最大の特徴です。
単なるリズムマシンではなく、その場でサウンドを大きく変形させられるモジュレーションの深さは、国産のテクノロジーを愛用する日本のトラックメイカーにも強く刺さるでしょう。
過去に発売された「Bullfrog」シンセに続くこのドラムマシンは、Eurorackモジュールとしても機能する拡張性を備えている可能性が高く、既にモジュラー環境を持つマニアックなユーザーはもちろん、「これからアナログ機材を触ってみたい」というDAW世代の日本のクリエイターにも、最高の入門機かつ一生モノの相棒となるポテンシャルを秘めています。
デメリットとしては、世界的な需要に対して初回出荷数が限られることが予想され、国内の楽器店で気軽に試奏できるまで時間がかかる点でしょう。発売スケジュールから目が離せません。

Zurich Music Week 2026、電子音楽の未来を担うプラットフォームとして進化
スイスが誇る大規模な音楽見本市、Zurich Music Week 2026が8月3日から9日まで開催されます。
このイベントは、単なるフェスティバルではなく、アーティストやプロデューサー、レーベルが一堂に会し、最新の音楽技術やビジネスについて議論を交わす産業ハブとしての色合いを強めています。
今年は特に「シーンと産業の接続」がテーマとして掲げられており、世界各地から集まる才能と業界のキーマンによるパネルディスカッションやワークショップが多数予定されています。
単に有名DJをブッキングして盛り上がるだけのイベントとは一線を画す、知的な刺激に満ちた一週間になりそうです。

AKA AKAとLaserkraft 3D、コラボシングル「Halb Mensch Halb Techno」で原点回帰
ドイツのダンスミュージックシーンを牽引してきたAKA AKAとLaserkraft 3Dが、強力なタッグを組んだシングル「Halb Mensch Halb Techno」を発表しました。
タイトルが示す通り、人間とテクノのハイブリッドをテーマにしたこの楽曲は、アッパーなベースハウスとノスタルジックなエレクトロの空気感が絶妙に融合したクラブアンセムです。
ユーモアを交えつつもフロアを熱狂させるヴォーカルフックと、強靭なベースラインがトラックの核となっています。
両アクトのキャリアを知るファンであれば、彼らのルーツに対するリスペクトと、現代のダンスフロアを見据えたモダンなバランス感覚に、思わず唸ってしまう完成度です。

ケルンの名門クラブBootshaus、22周年をHoly Priestらと祝福
2004年のオープン以来、DJ MagのTop 100 Clubsランキング常連であり続けるドイツのブーツハウスが、6月5日に22周年を迎えます。
この記念すべき夜のために招かれたのは、重厚なローエンドとユニークなサウンドデザインで知られるHoly Priest。
サポートにはKISTENBRÜGGERやCOLOR K!Dといった、現行シーンを形作る実力派たちが名を連ねており、ブーツハウスの変わらぬ存在感と、次世代を引き上げるクラブとしての姿勢が明確に示された周年パーティーとなりそうです。

今日アップしたニュースを見ると、Richie Hawtinの新ハードウェア発表のような心躍るテクノロジーの話題から、AKA AKAらのような現場目線のストレートなシングルリリースまで、本当に多様な情報が飛び込んできました。これから夏のフェスティバルシーズンが本格化するにつれて、各地のイベント情報や新製品のデモがさらに増えてきそうです。制作意欲や外出へのモチベーションをこれからもガンガン刺激していきましょう。
2026年05月12日 最新ニュース
Planetary Assault Systems:Luke Slaterによる約7年ぶりの新アルバム『Planetary People』が発表
テクノシーンの重鎮、Luke Slaterが長年の名義であるPlanetary Assault Systemsでの新作『Planetary People』を発表しました。
本作は名門Ostgut Tonからのリリースで、2019年の『Plantae』以来、約7年ぶりのアルバムとなります。
13曲ものトラックが収録され、彼の妥協なき硬質なテクノが存分に堪能できる内容になっているようです。
近年のテクノシーンにおけるメロディックやハードグルーヴといった潮流とは一線を画し、無骨でヒプノティックな音像は、まさに彼の真骨頂。
既に先行トラックが公開されており、フロアを容赦なく揺さぶるストイックなグルーヴが健在であることを感じさせます。

inMusicがNative Instrumentsを買収:音楽制作ソフトとDJ機器の巨人が誕生
楽器・DJ機器大手のinMusicが、破産手続き中のNative Instrumentsを買収しました。
Akai、Moog、M-Audio、Alesis、Numarkなどを傘下に持つinMusicの積極的な拡大戦略により、デジタル音楽制作のパイオニアがその巨大ポートフォリオに加わることになります。
これにより、ハードウェアとソフトウェアの両面で圧倒的なエコシステムが構築される可能性が出てきました。
MaschineやTraktorといった人気製品の今後の開発体制や、ブランドの独立性がどのように維持されるのか、世界中のプロデューサーやDJが固唾を飲んで見守っています。

Nibirii Festival 2026:完全なラインナップを公開、多様性あふれる電子音楽の祭典へ
ドイツのDürener Badeseeで開催されるNibirii Festival 2026が、全出演アーティストを発表しました。
8月28日から30日まで開催されるこのフェスティバルは、テクノ、ハードダンス、ドラムンベース、サイケデリックトランスなど、多岐にわたるジャンルのアーティストをフィーチャー。
大規模な野外会場を複数のステージで埋め尽くし、電子音楽ファンにとって見逃せない週末となりそうです。

Ruhr-in-Love 2026:全ステージのホストを発表、ドイツのクラブシーンが集結
ドイツ最大級のエレクトロニックミュージックの無料屋外フェスティバルRuhr-in-Loveが、今年の全ステージホストを発表しました。
7月4日にオルガパークで開催される本フェスは、ドイツ全土から著名なクラブ、レーベル、コレクティブが集い、それぞれが独自にキュレーションしたフロアを展開します。
今年はどのようなコンセプトのステージが登場するのか、詳細なタイムテーブルの発表が待ち遠しいところです。

AIDA Festival Cruise 2026:豪華客船上でのクラブ体験が再び海へ
クルーズと音楽フェスティバルを融合させたAIDA FESTIVAL Cruise powered by GLÜCKSGEFÜHLEが、2026年も開催されます。
6月8日から12日まで、ハンブルク発着でベルギーの北海沿岸を巡るこのユニークなイベントには、ポップ、ヒップホップ、EDM、トランスなど多様な32組のアーティストが出演。
船内の複数のステージでパフォーマンスが繰り広げられ、非日常的な空間で音楽に没頭できる特別な旅が提供されます。

2026年05月11日 最新ニュース
Richie Hawtinの初ハードウェアドラムマシン「Bullfrog Drums」がついに登場
テクノシーンのパイオニア、Richie Hawtinが初のハードウェアドラムマシン 「Bullfrog Drums」 を正式にリリースしました。
本機は、ラトビアの気鋭ブランドErica Synthsとの共同開発によって生み出された7音声のデジタルドラムマシンです。
909スタイルのプログラミングとサンプルベースのサウンドを融合している点が最大の特徴で、即戦力となる7つの工場出荷サンプルバンクを搭載して出荷されます。
日本のクリエイター目線で注目すべきは、音源としてのクオリティの高さです。
Hawtinが長年培ってきたミニマルかつパワフルなグルーヴを、この小さな筐体から再現できるのは非常に魅力的。海外の巨大フェスだけでなく、都内のアンダーグラウンドなクラブにフィットする引き締まったキックや硬質なハイハットは、国産アナログ機材とも高い親和性を発揮するでしょう。
DAWでのオートメーションに頼りがちな現代のトラックメイクに、手を動かす即興性とライブ感をもたらす相棒として、DTMユーザーからハードウェア回帰を目指すベテランまで幅広くマストバイな一台です。

Deep DishがModerat「Eating Hooks」のリミックスを公開、グローバルアンダーグラウンド新作に収録
伝説的デュオDeep Dish(Dubfire & Sharam)が、Moderatの名曲「Eating Hooks」をリミックスし、5月8日に配信を開始しました。
本作は月末にGlobal Undergroundからリリースされるミックス作品「GU49: Dublin」の先行シングルであり、彼らの深みのあるサウンドが2026年のダンスフロアに向けて再構築されています。

90年代UKレイブの魂を映すドキュメンタリー「Free Party: A Folk History」配信決定
英国のフリーパーティームーブメントを記録したドキュメンタリー「Free Party: A Folk History」が、5月21日からプラットフォームEventiveにて30日間限定で配信されます。
2026年版として未公開映像が追加された本作は、90年代のカウンターカルチャーが持つ熱狂と自由を克明に描き出しており、後日パッケージ化も予定されています。

HOVR、Stil vor Talentからデビューアルバム「Love Language」をリリース
ベルリンのアーティストHOVRが、名門レーベルStil vor Talentよりデビューアルバム「Love Language」を発表しました。
80〜130 BPMの幅広いテンポで展開される本作は、クラブとパーソナルな表現の間を行き来するジャンルフルードなサウンドが特徴で、DJとしての10周年を祝う節目の作品となっています。

本日はRichie Hawtinによる新たなハードウェアの衝撃を筆頭に、ベテランと新鋭が交差する刺激的なニュースが揃いました。Moderatの名曲が巨匠の手で生まれ変わるという胸熱な展開や、90年代の自由な精神を追体験できるドキュメンタリーの配信決定など、音楽ラバーにとっては見逃せない一日だったのではないでしょうか。次回の更新では、さらに深くこれら新譜のレビューや機材の実機レポートをお届けできるよう、制作現場の熱量を全力でお伝えしていきます。今後も音の最前線から目が離せません。

